こんばんは!
前回は、中学校時代の楽しかった思い出について書きました。
今回は、高校時代について書いていきたいと思います。
実は、私の高校時代は何の思い出もありません。
目次
友達がいなくなった
それなりに充実していた中学生時代と違って、高校生になり事態は一転します。
友達が、全くいなくなりました。
実は偏差値は中くらいだった私。
中学校時代に仲の良かった友達と、同じ高校を受験するとなり、無事二人とも受かりました。
当然行き帰りも一緒で、始めは中学校時代の延長で、仲良くしていたんですよ。
でも、表面的に仲が良かっただけなんですよね。
中学時代の友人関係って、そんなものかとは思いますが。
クラスは別々になり、彼女はどんどん他の人と仲良くなり、私は何故か入っていけず、行き帰りも彼女の友達を交えているうちに、彼女は私とは話さなくなりました。
一緒にいるのに、まるで私は一人のようでした。
でも、一人でいるところを見られたくない私は、その仲間に所属しているかのようにずっと後をついていました。
全く喋らないのに。。。
結局、友達と仲間があっちこっち一緒に寄り道したりしているうちに、一人になりました。
1つ覚えているのが、彼女が学校帰りにバイトがあるので、いつも走って帰るのですが、私も一緒に走っているうちに顔からこけてしまったのですが、とりあえず私を急かしながら一緒にまた走ったことを覚えています。
まあ、冷たい人だったので心配なんてしないですよ。
高校に入学したての一年生で、最初は2,3人の人と友達になりましたが、クラスの余りもの同士が集まっただけですので、気が合ったわけでもありませんでした。
後に2年生になり、クラス替えで別々になり、高校2年生からは全く一人になりました。
休み時間が苦痛だった
授業中は別に一人でもいいんですよ。
嫌だったのは、お弁当の時間と休み時間でした。
授業と授業の間の休み時間は、机に伏せて寝て過ごしました。
周りをシャットダウンするかのように。
お弁当の時には一人で食べる勇気はなかったので、優しそうなグループに入れてもらい食べていました。
でもしゃべりません。
そんなほぼ誰とも喋らない高校生活が続きました。
朝はぎりぎりに行きます。
何故なら、早く行っても話す人がいないから。
なるべく、他の人と話す時間がないように工夫していました。
今から考えたらよく通学していたなと思います。
異常ですよ。
何故耐えられたのか?
しかし何故そんな高校生活に耐えられたのかと言うと、大学生活に憧れていたからです。
大学生になったらいっぱい好きな勉強して、いっぱい友達を作って楽しく過ごすんだ!という夢があったからです。
高校生活で挫折して、高校に行かなくなったら大学にも行けない。
そんな馬鹿らしいことは避けたい!その思いだけを糧に頑張りました。
夢があった
また、私には将来の夢がありました。
英語が大好きで、海外生活に憧れていたので、留学したいと思っていました。
将来は通訳とかCAになって、かっこよく働きたい。
そんな夢をおっていました。
勉強が楽しかった
私は勉強が好きだったのも、この惨めな高校生活に耐えることができた理由の一つです。
全国レベルで見れた、中くらいの偏差値でしたが、英語に関してはその高校で学年で1位をとれたんです。
一旦1位になれば2位になるのが悔しくて、英語だけは頑張って勉強しました。
しかし家では、「そんなに勉強ばかりしてどうする?女の子で頭ばかりよくなっても嫁に行けない。女で大学など行っていては嫁にいけない」など、なんとも古風な事を両親から言われていました。
特に父は、女は早く結婚して子供を産んで育てるのが一番と考える人でしたから。
両親はというと?
3者懇談で、担当の先生は、
「この子は、理系が得意だから大学に行って勉強した方がいい。例えば、研究者とか教師とかが合っているのではないか?」
といったことを言われました。
が、両親はもちろん反対です。
「女性が大学なんかに入って頭だけ偉くなったら、結婚ができない」などという、古風な考え方であったためです。
それと教育には関心がなかったので、結局、4年生大学にはお金がないという理由で行かせてもらえず、短大ならOKということで自宅から通える短大の英文科に通いました
今でも悔しい
よくこの年齢になっても考えるんですよ。
例えば、高校生くらいから、自分で人生の道をプロデュース出来たならば、お金がなければ大学に行くための奨学金を探してあげただろうな。
就職も、英語が生かせる仕事を、自分に探してあげただろうなと。
短大には第一志望のところに受かりました。
短大にまで行かせてもらって感謝しろと、後に何度も両親に言われ続けますが。
おわりに
以上、高校生活について書きました。
自分でもよく耐えて通っていたなと思います。
部活にも入っていなかったので、誰ともしゃべらない家と学校の往復です。
誰も褒めてくれないから、自分を褒めてあげたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。