こんばんは。
私は、潔癖症と外出前にガスや電気の消し忘れがないか確認作業を何度もしてしまう、強迫性障害もあります。
大人になってから、子供の頃からその兆候はあったなと分かりました。
目次
幼少の頃の症状
子供の頃で覚えていることがあります。
空気が汚いと思われる場所を通る時は、息を止めて通っていました
例えば、家の前の横が崖のようになっていたのですが、そこのい白いキノコのようなものが生えていて、このキノコから変な粉が出てきたらどうしよう!という恐怖で、いつも息を止めて通っていました。
他には、家の中で物がなくならないか心配で、「いつもそこにある」ということを確認していました。
両親は、たぶん気づいていないか、心の病気があまり知られていない時代なので、気づいていてもどうすることも出来なかったのかもしれません。
大人になってから
中学、高校時代はそのような記憶がないので、一旦症状はマシになっていたと思います。
そして、20代後半の留学していた時は、皆が裸足で芝生を歩いたり、家の中を土足で歩いたり、芝生の上にそのまま座ったりしていたので、皆がやっているから大丈夫という安心感から結構平気でした。
帰国して一人暮らしをするようになってから、またその症状がひどくなってきました。
他人が汚いことがダメなタイプの潔癖症です。
動物の糞尿は平気ですが、人間に関するものはすべて汚く感じてしまいます。
例えば、
- 他人が鼻や目などを触った手で、他の物を触ると、それを触りたくない
- 指紋がつくATMやタッチパネルが触れない
- 前を歩いている人が、頭を掻いたり咳をしていると、汚い空気が後ろを歩く自分に降りかかりそうなので避けて通る
- 他人が入ったトイレはすぐに入りたくないので、しばらくしてから入る
などなど。。。あげればきりがないですが。
カウンセラーにそのことを相談したこともあるのですが、対人恐怖症の一種ですねと言われました。
withコロナ時代は大変
ただでさえも、他人が触れるものはそのまま触りたくないのに、このコロナ時代はウィルスが目に見えるようで、ますます潔癖に拍車がかかっています。
家の中では一人なので大丈夫ですが、職場や公共の場所に行くと、常に緊張しているのでとても疲れます。
ストレスを感じている時は、やはり症状がひどくなります。
私の対処法
対処法というか、私がどうやってやり過ごしているかということです。
確認作業
確認作業は、外出する前や寝る前にするだけなので、そこまで苦ではありません。
また、一人暮らしなので、「物がなくならないか心配」ということはなくなりました。
ただ、ガスや電気を消したか外出前に何度も確認したり、家の鍵をかけたか何度も確認したりしてしまいます。
あるYoutuberさんもこの症状があるそうで、外出前に確認する時は、全て写真を撮っておくそうです。
すると、「ガスの元栓閉めたかな?」と後で心配になっても、写真を見返すことで安心できるそうです。
私は一旦外出してしまえば気にならないので、めんどくさいし写真は撮りませんが、この方法はいいかもしれないと思いました。
潔癖症
家族と住んでいたり留学していた頃は、潔癖症もマシだったので、人と関わって慣れること必要なのかなと思います。
ということは、カウンセリングで行う、わざと汚いと思うものに触り、手を洗わないようにするような曝露反応妨害法と呼ばれる方法も効くのではと思います。
私の場合、家の中と外をとにかく分けることにしてなんとかやり過ごしています。
とにかく外に出ると、他人と関わるのは仕方がありません。
例えば、家の中と外出する服は別にしています。
めんどくさいですが、例えちょっとゴミ出しに行ったりポストを見に行ったりするだけでも、外用の服にきちんと着替えます。
家に帰って脱いだ服は、綺麗な服と家用の服と混じらないように、玄関に置いて置きます。
幸い、職場は制服なので自分の服が汚れると感じることはありません。
ただ、電話が共有なので、耳に菌が付いたと感じてしまうので、家に帰ってお風呂で洗うまでそこには触れないようにします。
以前カウンセラーからは、手が荒れるなど理由をつけて「手袋をはめて仕事をしたらどう?」と提案されたこともありましたが、やはり人の目が気になるので出来ませんでした。
今のコロナ時代なら、手袋をはめていてもおかしくありませんね。
服も耳には触れないようにするので、寒い冬でもマフラーは出来ません。
マフラーをしたら後でマフラーを洗わなくちゃいけませんから。
手はすぐに洗ったり除菌できるからいいんですけどね。
おわりに
潔癖症に関しては正直疲れますが、このおかげでコロナ感染を防ぐことも出来ているのではと思うと、今の時代メリットにもなるのでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。