こんばんは。
留学から帰国後、1年程経ってなんとか派遣社員として外資系の企業で仕事を得ることが出来ました。
しかし、ここでパニック障害からうつ病を発症してしまいました。
目次
帰国後始めての職場
始めに入った部署の仕事内容は、残念ながらバリバリ英語を使うことはありませんでした。
全く英語が分からなければ難しいですが、話せなくても大丈夫な程度です。
ただ、ここでの人間関係はとても良好でした。
6から7人のチームで仕事をしていたのですが、私が部署立ち上げ当初に入ったメンバーだったので、やりやすかったんだと思います。
また、皆本当に控えめでいい人ばかりで、このメンバーは今でも一年に一度ですが集まってご飯を食べます。
とても気が合うってわけではないんですが、皆他人思いの良い人ばかりです。
深い話はしませんがね。
ちょっと誘って遊びに行くとかもないんですが。
パニック障害を発症
入社して、1年程たった頃です。
通勤途中で、とても突然気分が悪くなりました。
その日は、とりあえず会社まで行きましたが、気分が悪かったので医務室で横になっていました。
ただ、その日はたまたま調子が悪かっただけだろうと思っていました
しかし、それから毎日電車に乗ると心臓がバクバクしてきて気分が悪くなるのです。
初めて、近所の精神科に行きました。
シフト制の仕事だったので、休むのが申し訳なく、各駅停車の電車で乗り降りしながらなんとか通勤していました
ただ限界があったので、同僚が2週間ほど休んだらどうかと提案してくれ、休むことにしました。
それで完全にパニック障害が治ったわけではありませんが、休養はできたと思います。
普通そういうのって、親が心配して言う事じゃないのということも考えました。
親は最寄りの駅まで車で送って行ってくれることはしましたが、次第に「いつまでも甘えてるんじゃない」と言うようになりました。
新しい部署での仕事
それから5年程続いたチームが、不景気で人員削減で存続危機に陥り、皆バラバラになりました。
残る人、違う仕事にハンティングされる人。
私は上司に耐えられなくなり、部署異動を希望し叶えられました。
その時は契約社員になっていましたが、社員のように部署移動することはなかったので、普通に応募して内緒で面接をして異動出来たという感じです。
そこの部署では、英語をバリバリ使うことが出来たので、そういう意味では理想的な職場でした。
しかし、私は自分に自信がなかったので、今まで経験したことのない世界にとまどい、うまくいきませんでした。
おまけに、人間関係がとても厳しい世界でした。
慣れましたけど、人間関係のストレスなどもあり、途中から仕事に行けなくなりました。
鬱症状が出始める
この頃にはパニック発作は治まっていましたが、鬱っぽい症状が出始めていました。
朝はきちんと目は覚めますが、憂鬱すぎて布団から出ることが出来ませんでした。
また別の日は、起きて出かける用意は出来るのですが、家から出ることが出来ないのです。
部署移動してから、2年程経った頃でした。
同僚や上司は心配してくれましたが、1か月休んでしまい、結局首になりました。
表向きは自主退職ですがね。
その時人事に呼び出され、個室に入ると人事の人は普段とは違って別人のように横柄になり、びっくりしたのを覚えています。
追い詰められて、私は辞めると自分から言わせられたようなものです。
とても悔しくて悲しかったのと同時に、ホットした気持ちもありました。
毎晩寝る前に、翌朝起きれるかな?って心配して、そして朝起きることが出来なくて休み、一日罪悪感を感じて過ごす。。。そんな繰り返しの日々を送らなくていいんだ、と思うと肩の荷が下りました。
おわりに
この会社には、7年間いました。
今までで、一番長くいた職場になります。
ここで発症した鬱病がのちの私の人生を狂わせました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。